ニキビは白、黒、赤の順番でひどくなっていきます。
その最初の初期段階にみられるのが白ニキビです。
このあたりのニキビではまたニキビが出来たことに気がついていない人も多く、比較的簡単なケアで治すことが出来ます。
では白ニキビとは具体的にどういった状態を指すのでしょう。
私たちの体は皮膚で覆われています。
その皮膚、厚さは約1.5mmから4mmほどですが、あわせると面積は約1.8㎡、畳一枚分ほどにもなるのです。
その皮膚にはいたるところに毛が生えていますが、毛が生えていると当然そこには毛穴が存在します。
毛穴には毛の他に皮脂腺という皮脂を分泌する細胞があります。
皮脂腺は皮脂を分泌し、皮脂膜を形成することで肌の水分を保ち、細菌や紫外線、刺激や摩擦など色々なものから皮膚を守ってくれています。
しかし何らかの影響で皮脂が過剰に分泌され、その排出がうまくいかなくなると毛穴に皮脂が詰まってしまい、皮膚がそこのところだけこんもりと盛り上がってしまいます。
わかりにくければ、料理を終わった後のフライパンを想像してください。
油が多いと、それが固まってフライパンの表面が白く盛り上がってきますよね。
それがニキビで言う白ニキビです。
これもフライパンを想像してもらうとわかりやすいのですが、固まった白い油は簡単に落とせます。
出来てしまった白いニキビも治すのが難しいわけではなく、油をとった後のフライパンがつるつるなように、ニキビが治った後も肌には跡が残らず綺麗に保てます。
大事なのは白いニキビが出来てしまえば、それからひどくならなうちにさっと原因を取り除いてあげるということです。
押してみると、中に詰まったニキビの芯が白い糸のように出てくることや、汁を伴ってピュっと出てくることもありますが、無理をして押し出そうとすれば、ニキビは治るどころかひどくなってしまう場合もあります。
肌を清潔に保ち、正しいスキンケアをすれば、比較的早く治すことが出来ます。
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