Read Article

ニキビを治すために、化粧品や美顔器を買いあさる!

もう何を信じていいのか、わかりません。

自宅でできるニキビケアにも夢中になりました。

ニキビや美肌についての本、雑誌を読みあさり、ニキビに効く、とされる化粧品は少々高額でも手に入れました。

化粧品店からすれば、ニキビでいっぱいの顔をした私は、「カモがネギを背負ってきた」ようなものでしょう。

化粧品店のお姉さんたちが会社から課せられた「販売ノルマ達成」のためだけに、ニキビの治療に必要ないものまですすめられて購入していたと思います。

購入して使ってはみるのですが、効果がないのでまた別の化粧品を買ってみて、その合間にニキビの薬をつける。

お肌にとっては、いろんなものをグチャグチャとつけられて、最悪の状態だったと思います。

次に手を出しだのが美顔器です。

今でこそ、コンパクトで操作も簡単で、使いやすくリーズナブルなものがたくさん出回っていますが、当時は美顔器といえばそこそこ高級品です。

「○○ローラー」といった、ただ顔の上をローラーでくるくる転がすような手動のもの以外は、ほとんどがウン十万円。しかもネットワーク商法で売っているようなものが多くありました。

母のちょっとした知り合いで、訪問販売のグループに入って、オゾンの美顔器を熱心に販売している方がいました。

その方に「とてもニキビにいいと評判よ」と、その美顔器の講習会に連れていかれ、美顔器を実際に試すことになったんです。

この美顔器がいかにすばらしいかを熱心に語られ、とうとう購入することになりました。

それは以前エステサロンでも受けた、青い光で殺菌するオゾンの機械と同じもので、大きめの電子レンジくらいの大きさがある、今の店舗や通販で手に入る美顔器からすれば超巨大なもの。

正直、使えるように機械をセッティングするだけでうんざりしてしまうようなものなのです。

私自身はきちんと使いこなせるか、とても心配だったんですが、私のニキビのひどさを見かねた母が購入してくれました。

自宅で数回試してみましたが、やはり操作が面倒なのと、効果が全く実感できないため、全然使わない日々が続きました。

高いのに買ってくれた母に申し訳ないと思い、再度挑戦してみようと少しやってみて、足りなくなった専用の化粧品を購入しようとその美顔器を販売している会社に連絡したんですが、連絡が取れません。

すすめてくれた母の知り合いにも連絡がつきません。

そのときはじめて、売り逃げ商法にひっかかったんだと気づきました。

たぶん、ニキビに悩んでワラをもすがる親子に「この人たちならきっと買うだろう」と標的を定められていたんですね。

今思えば、ニキビのためにどれだけのお金と時間を使ったのでしょう?

豪華客船でで世界一周ができるほど、お金をつぎ込んでしまったんじゃないかと思います。

当時私は学生でしたし、家の稼ぎ手は父でしたから、本当に気の毒なのは父です。

でも、その父が、私のニキビを治すきっかけになったんです。

Return Top