ニキビはそれだけで嫌だと言うのに、おでこなんて目立つ所に出来てしまっては迷惑で仕方がありませんよね。
鏡を見るたびに暗い気持ちになってしまいます。
そんな時にはついつい、前髪でニキビを隠してしまいたくなるのも無理はありません。
しかし、これがおでこのニキビを悪化させる原因にもなりかねないのです。
ニキビは過剰な皮脂の分泌により毛穴が詰まってしまい、そこに細菌が繁殖しておこる炎症のようなものです。
皮脂の分泌の盛んになる思春期では、特におでこのニキビが目立つようです。
と言うのも、おでこはTゾーンとも呼ばれ、皮脂腺という皮脂の分泌を請け負う部分が発達していますので、顔の中でも特に皮脂の多い部分になっています。
皮脂が多くなればそれだけニキビの危険にさらされる機会も多くなってしまうので、おでこはニキビのできやすい場所であると言えます。
またおでこは前髪が当たる場所でもあります。
髪の毛は思った以上に汚れていて、毎日洗っていても、自然と空気中の埃や雑菌などが絡みついてあまり清潔とは言えません。
シャンプーやトリートメントなどが残っていればなおのこと汚れはひどくなります。
そんなものが始終張り付いているとなると、雑菌が湧いてしまうのも無理はありません。
ニキビをできやすくしてしまう原因にもなりますし、出来てしまったニキビを刺激し、治りにくくすることにもなりかねません。
髪は清潔に保ち、おでこにニキビが出来てしまったら、前髪で隠してニキビを刺激してしまうことのないよう、おでこを出して風通しをよくしましょう。
大人になってからおでこにニキビが出来ると言うのには、多くの場合乾燥が関係しているようです。
Tゾーンのテカリを気にするあまり、おでこの水分や油分が失われ、肌が乾燥してしまうことが、大人ニキビを作ってしまう原因になっていると考えられます。
乾燥してしまうと肌は余計に皮脂を分泌しバリアをはろうとしますので、テカリの原因にもなってしまいます。
おでこを乾燥させないように注意しましょう。
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